今更日記24:アベマリアと西野さんのプロジェクトとみなとみらい剛桜とキャパ展
3月10日
知り合いのチャリティーイベントに参加。彼の念願だった場所でミニミニチャリティーコンサートを開くことが出来ました。
一日早く、「東関東大震災の鎮魂のアベマリア」を聞きました。カッチーニのアベマリア スラヴァの歌うアベマリア youtubeですhttp://www.youtube.com/watch?v=kxln20v8jSo
「SHCOK」でも流れていたはずです。モーツアルトやシューベルトの方が有名かと思えますが、私はこれが一番好きです。
3月11日
東関東大震災のために黙祷です。
3月12日
「堂本兄弟」の観覧の日ですが、私は所用で都内某所に。
言わずと知れた都内有数の高級住宅地 都市計画に基づく放射線状の道路。おそらく「夜行観覧車」のモデルとなった場所じゃないかと。
戻るとキンコン西野さんのプロジェクトのリターンが来ていました。
このプロジェクトには、もう一口、協力しましたがそれはまだです。プロジェクトは大成功みたいです
3月16日
みなとみらいの剛桜を見に来ましたが、まだ蕾です
何かのロケをしていて、写真撮影が出来ないので、横浜美術館のキャパ展に行きました。
キャパ展
この展覧会は横浜美術館にキャパの弟さんが寄贈なさった写真を元に構成されています。「ロバートキャパ」という名前は、当初アンドレ・フリードマンとドイツ人女性ゲルダ・タローの二人によって作り出された架空の人物なのです。この女性カメラマンゲルダタローは、スペイン内戦に巻き込まれ、地雷を踏み、非常に若くして亡くなっています。その後はフリードマンがロバートキャパとして写真を撮り続けます。
ロバートキャパの作品の中でも有名なのが「崩れ落ちる兵士」という作品で、現在「この写真は、実は兵士は撃たれていないのじゃないか?」すなわちヤラセ?というテーマで本が書かれています。
私は写真は素人だし、大きな事は言えませんが、この写真の真贋がどうであっても、キャパのその他の作品の芸術的価値を妨げるものじゃないと思っております。
私が一番心惹かれたものは、実はこの写真ではなくて、連合国側の兵士がドイツ兵のお尻を軍靴で蹴り上げているモノ。これは一連の写真の最後でして、市街戦の銃撃戦があり、ドイツ兵が捕まり連行されるまでの連作。私はそこにキャパの「勝者の正義は戦争では無い」という主張を見た気がします。
私の記憶に間違いがなければ「お尻を蹴り上げる」って侮蔑的な意味合いが強いと思えます。蹴り上げた兵士の気持ちが平和な時代のお前に判るか?と言われてしまいそうですが、その兵士に「無抵抗な人のお尻を蹴る」と言う行為をさせてしまう戦争の怖さを思いました。
もう一枚はフランスでドイツ兵の子供を産んだ若き母親の髪の毛を虎刈りの丸坊主にし(外国では女性が髪を丸坊主にされるって最大の恥辱かと)群衆の中を赤子を抱いて街中を引っ張り歩かされている写真。これもショックでした。その女性の表情と周りを取り囲む女性の表情の対比
< しかも群衆の中には少女も。少女は大人の表情から「やっても良いこと。これは正しいこと」と認識してしまうだろうな~と怖くなりました。ドイツ兵との子供を産んだ女性にだって言いたい事はあるかもしれないじゃないでしょうか?なんだか正義ってなんだろうか?と
立場と時が違えば簡単に正義が悪に変わってしまうのかなって。そして人の憎悪の気持ち。善良そうに笑い合っている兵士が次の瞬間では、人を殺している。あるいは殺されて横たわっている現実。スペイン内乱、第二次大戦、中東戦争、横浜美術館所蔵のキャパの写真が全て展示されています。
知り合いのチャリティーイベントに参加。彼の念願だった場所でミニミニチャリティーコンサートを開くことが出来ました。
一日早く、「東関東大震災の鎮魂のアベマリア」を聞きました。カッチーニのアベマリア スラヴァの歌うアベマリア youtubeですhttp://www.youtube.com/watch?v=kxln20v8jSo
「SHCOK」でも流れていたはずです。モーツアルトやシューベルトの方が有名かと思えますが、私はこれが一番好きです。
3月11日
東関東大震災のために黙祷です。
3月12日
「堂本兄弟」の観覧の日ですが、私は所用で都内某所に。
言わずと知れた都内有数の高級住宅地 都市計画に基づく放射線状の道路。おそらく「夜行観覧車」のモデルとなった場所じゃないかと。
戻るとキンコン西野さんのプロジェクトのリターンが来ていました。
このプロジェクトには、もう一口、協力しましたがそれはまだです。プロジェクトは大成功みたいです
3月16日
みなとみらいの剛桜を見に来ましたが、まだ蕾です
何かのロケをしていて、写真撮影が出来ないので、横浜美術館のキャパ展に行きました。
キャパ展
この展覧会は横浜美術館にキャパの弟さんが寄贈なさった写真を元に構成されています。「ロバートキャパ」という名前は、当初アンドレ・フリードマンとドイツ人女性ゲルダ・タローの二人によって作り出された架空の人物なのです。この女性カメラマンゲルダタローは、スペイン内戦に巻き込まれ、地雷を踏み、非常に若くして亡くなっています。その後はフリードマンがロバートキャパとして写真を撮り続けます。
ロバートキャパの作品の中でも有名なのが「崩れ落ちる兵士」という作品で、現在「この写真は、実は兵士は撃たれていないのじゃないか?」すなわちヤラセ?というテーマで本が書かれています。
私は写真は素人だし、大きな事は言えませんが、この写真の真贋がどうであっても、キャパのその他の作品の芸術的価値を妨げるものじゃないと思っております。
私が一番心惹かれたものは、実はこの写真ではなくて、連合国側の兵士がドイツ兵のお尻を軍靴で蹴り上げているモノ。これは一連の写真の最後でして、市街戦の銃撃戦があり、ドイツ兵が捕まり連行されるまでの連作。私はそこにキャパの「勝者の正義は戦争では無い」という主張を見た気がします。
私の記憶に間違いがなければ「お尻を蹴り上げる」って侮蔑的な意味合いが強いと思えます。蹴り上げた兵士の気持ちが平和な時代のお前に判るか?と言われてしまいそうですが、その兵士に「無抵抗な人のお尻を蹴る」と言う行為をさせてしまう戦争の怖さを思いました。
もう一枚はフランスでドイツ兵の子供を産んだ若き母親の髪の毛を虎刈りの丸坊主にし(外国では女性が髪を丸坊主にされるって最大の恥辱かと)群衆の中を赤子を抱いて街中を引っ張り歩かされている写真。これもショックでした。その女性の表情と周りを取り囲む女性の表情の対比
< しかも群衆の中には少女も。少女は大人の表情から「やっても良いこと。これは正しいこと」と認識してしまうだろうな~と怖くなりました。ドイツ兵との子供を産んだ女性にだって言いたい事はあるかもしれないじゃないでしょうか?なんだか正義ってなんだろうか?と
立場と時が違えば簡単に正義が悪に変わってしまうのかなって。そして人の憎悪の気持ち。善良そうに笑い合っている兵士が次の瞬間では、人を殺している。あるいは殺されて横たわっている現実。スペイン内乱、第二次大戦、中東戦争、横浜美術館所蔵のキャパの写真が全て展示されています。